2023年3月に行われたH-1Bの抽選結果が発表されました。H-1Bには6.5万の普通枠とアメリカの修士号以上の学位取得者向けの追加2万枠の計8.5万枠がありますが、2014年から2022年にかけておよそ12.4万件から30.8万件の応募がありました。昨年度はコロナによる労働不足のせいか、申請者数の大幅な増加がみられ、48.4万件の登録がありました。これに対し、今年の抽選にはそれをはるかに上回る78万件以上の続きを読む

PLACED AS BUSINESS ANALYST 日本企業で11年の勤務を経て、第一子出産のため育休を取得。育休中に主人の赴任が決まり帯同休職に切替え、渡米致しました。渡米後は英語力を伸ばしたく、現地会社で働くこと、また現地の人たちとの異文化交流の二つを目標としました。 半年が経ち、現地会社への就職を試みたもののパンデミックが始まり、州を跨ぐ引越しをしたことで就職を諦める形となりました。 その間に何か出来続きを読む

米国国務省は、特定のビザ保有者は海外の米国大使館や領事館への渡航を必要とせずに、米国内でビザ・スタンプを更新できるオプションを設けると発表しました。 今年後半にはパイロット・プログラムが開始される予定で、とりあえず現在国外への渡米が必要な H-1B 専門職とL‐1関連企業間転勤ビザ保持者に対して、米国内でのビザ更新オプションが提供される予定です。将来的には他のビザ保有者もアメリカ国内でビザ・スタンプを更新でき続きを読む

2023 年 3 月 20 日午後5時に新規 H-1B ビザ登録受付が終了しました。移民局のシステムの誤作動のため に終了日が17日から20日に変更されました。3月末には H-1B の抽選が行われ、一般枠6万5千件、米国マ スター枠2万件が選ばれます。当選した人は、4月から6月までの間に移民局に H-1B を申請します。H-1B の 開始日は10月1日からとなります。もし6月末までに当選全員が申請を提出しなけ続きを読む

2023年3月1日にH-1Bビザの企業登録の受付が始まります。H-1Bとは1990年に設けられた短期就労ビザのことで、基本的には4大卒者や同等資格保持者が対象となります。さらに、そのポジションには、大学レベルの特定の専攻分野を通して習得した知識や技術が必要であることが条件です。 年間枠制限.H-1Bの年間発行数には制限があり、一年間に6.5万枠にの一般枠があり、さらにアメリカの修士号以上の学位保持者には追加で続きを読む

新型コロナの蔓延から3年が経ち、今ではコロナと共存しなければならない世の中となってしまいました。地元でも新年会やイベントが再開するなど、コロナ前の生活に戻りつつあります。その中で、各種イベントでお酒を飲むことも多くなっていると思われます。そこで “ついうっかり”ということにならないよう、アルコールとビザの関連について説明します。 【DUI】アメリカは飲酒運転に対して大変厳しく取り締まっている国で、飲酒運転(D続きを読む

新型コロナの影響で労働者不足が続いており、特に製造業から技術者の採用が非常に難しいという声をよくききます。また、退職者も増えているようで、生産にも支障がきたされている様子がみられます。現地社員の採用困難のため、生産計画に支障がでないように、駐在員が退職者の穴埋めをしたり、また、日本からの応援者を派遣したりする傾向がみられます。そこで注意すべき点について解説します。 EやLなどのビザで入国した場合、役員職、管理続きを読む

日本人でグリーンカードを申請する人は多くいますが、米国市民権申請を希望する人は他国民に比べ比較的に少ないといえるでしょう。その理由の一つには、日本政府は二重国籍を認めていないことがあげられます。将来は日本に帰るオプションを維持しておきたいという声をよく聞きますが、しかしながら、様々な理由で米国籍取得を検討する場合があります。下記にその主な理由について説明します。  夫婦間の相続税:配偶者がなくなった続きを読む

2024年度の永住権抽選(DV-2024)の受付が東部時間2022年10月5日(水)正午12時にはじまり、2022年11月8日(火)正午に終了します。抽選による永住権とは、アメリカ合衆国を構成する人種の中で、移民比率の比較的低い国からの移民の数を増やそうとする目的で、年に一回国務省によって行われる移民多様化 のことです。2024年度には5.5万枠の抽選永住権が割り当てられています。申請は無料で、オンラインで申続きを読む